CS争い真っ只中の8月のプロ野球
2016/08/31
月1でプロ野球を振り返ろう企画。ベイスターズ目線です。
僅差の首位争いを繰り広げるパリーグを横目にセリーグはカープが独走中。 失速気味とは言えジャイアンツのAクラスも恐らく決まりでしょう。そこから先は大混戦。セリーグはCS争いがアツいです。
大混戦にしてしまったのはベイスターズの不調が大きいです。今年のベイスターズは隔月で好不調の波が来るようで、8月は不調の月。 投手陣の不調を打線がカバーしていた7月から一転、かみ合わずに苦戦した1か月でした。 せめてもう1つ2つ勝ち星を拾えていればだいぶ楽だったのですが...
なんといってもストッパー山崎康がボロボロ。8月上旬の4連投でことごとく失点してから崩れっぱなし。 登板間隔を空けても復調の兆しが見えません。今年はずっと不安定でしたが、いよいよごまかしきれなくなってしまいました。
かと言って、代役候補の三上も被弾癖があって1点差だと怖い。 緊急補強したブロードウェイは惨憺たる有様で、比較的安定している須田と田中に頼るしかなさそう。リリーフのやりくりには苦労しそうです。
打撃陣はロペスの不調がチーム全体に波及してしまった感じがしますね。 もともと好不調の波が大きいタイプなのである程度計算していたのでしょうけど、周りに波及して一気に得点力が落ちたのが痛かった。 3番に打順を変えた途端に底を脱して好調期に入ったようなので9月は期待したいところです。
8月好調だったスワローズに猛追され、わずか1.5ゲーム差に。 CSを争うタイガース、スワローズとはともに直接対決を多く残しています。 そこでいかに勝ち星を拾えるかが勝負ですかね。
8月31日時点の順位表を載せておきます。
勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 広島 | 75 | 46 | 2 | .620 | - | 602 | 441 | 131 | 105 | .274 | 3.36 |
2 | 巨人 | 61 | 56 | 3 | .521 | 12.0 | 438 | 450 | 108 | 50 | .249 | 3.44 |
3 | DeNA | 57 | 63 | 3 | .475 | 5.5 | 473 | 514 | 109 | 60 | .249 | 3.79 |
4 | ヤクルト | 57 | 66 | 1 | .463 | 1.5 | 529 | 605 | 97 | 72 | .257 | 4.78 |
5 | 阪神 | 54 | 67 | 3 | .446 | 2.0 | 446 | 490 | 74 | 54 | .244 | 3.52 |
6 | 中日 | 51 | 70 | 3 | .421 | 3.0 | 446 | 500 | 79 | 54 | .245 | 3.69 |
残り1か月。CSに向けてまだまだ痺れる戦いが続きます。
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