一年間お疲れさまでしたの10月のプロ野球

2016/10/30

月1でプロ野球を振り返ろう企画。ベイスターズ目線です。

日本シリーズはファイターズが4勝2敗で制しました。2016年のプロ野球もこれにて閉幕です。

ベイスターズはCSファーストステージを勝ち抜くも、ファイナルステージでカープに及ばずでした。 3位とは言え5割に及ばなかったチームとしては善戦したんじゃないでしょうか。ファーストステージで力を出し切ってしまってファイナルステージまで余力が残っていなかった感じがします。

最終戦は今永が早々に6点を失うもなんとか追いすがり、1発が出れば逆転というところまで漕ぎつけました。 最終打者は今シーズンを引っ張った不動の4番筒香。あそこまで見せ場を作ったんだから十分かな、と。もちろん勝ってほしかったですけど。

2016年の最終順位表です。

勝率得点失点本塁打盗塁打率防御率
1広島89522.631-684497153118.2723.20
2巨人71693.50717.551954312862.2513.45
3DeNA69713.4932.057258814067.2493.76
4阪神64763.4575.05065469059.2453.38
5ヤクルト64781.4511.059469411382.2564.73
6中日58823.4145.05005738960.2453.65

閉幕したばかりですが、すでに来年に向けた動きは始まっています。

ドラフトは近年の即戦力重視から育成とのバランスを見据えた指名で、クジを2回外したドラ1は素材型という評判の濱口くん。 ここ数年のように新人がバンバン1軍の戦力になるのを期待するのはちょっと厳しそう。

打線のほうはロペスとエリアンの残留が確定し、良くも悪くも現状維持できる体制は整いました。

あとは投手陣。先発の柱である山口がFA移籍を囁かれる中、外国人投手の補強にかかっていますね。 ドラフトと違って外国人補強はうまくないので期待薄ではありますが...

ファンとしては初のCSからステップアップして来年は一気に優勝を狙ってほしいんですが、ここまでの雰囲気だとファイターズ型を目指しているように思います。 育成を軌道に乗せて安定してAクラスに入れる戦力を整え、チャンスがあれば優勝争いに絡む、という方針なのかな、と。

この目論見がうまくいくのかどうか、来年の春を楽しみにしばしのお休みです。




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