Google Play services(Google Play 開発者サービス)のサポート対象から2.x系と3.x系が外れることに

2016/11/24

GoogleからGoogle Play services(Google Play 開発者サービス)のサポート対象変更についてアナウンスがありました。

2017年初旬にリリースされるversion 10.2.0からはサポートされるAPIレベルが9から14に引き上げられます。 APIレベル9がOSバージョン2.3(Gingerbread)、14が4.0.1-4.0.2 (Ice Cream Sandwich)なので、サポートから外されるのは2.x系と3.x系です。

AnalyticsやMobile Adsを始め、様々なAPIがGoogle Play servicesに依存しているので、かなりの割合のアプリが対応を迫られるはず。 Google Play services and Firebase for Android will support API level 14 at minimum | Android Developers Blogでは開発者への対応策として

  • アプリのサポートレベルを14に上げる(=3.x以下を切り捨てる)
  • multiple APKで対応する

の2案が示されています。

新規で開発するアプリはAPIレベル14前提で問題ないと思いますが、既存アプリで2.x系のユーザが一定数いる場合が悩ましいですね。 ダッシュボード | Android Developersに載っている2016年8月時点のデータだと、3.x以下の割合は2%未満です。 一般論としては切り捨てていいようにも思いますが、古くからあるアプリだともうちょっと割合が高くなりそう。

条件に当てはまるアプリを開発している方は対応をお忘れなく!




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