明暗分かれ始めた4月のプロ野球
2018/04/30
今年も月1でベイスターズ目線のプロ野球振り返りをやっていきます。
毎年春先不調のチーム体質を考えると貯金2は御の字でしょうか。
ローテーション壊滅で始まったと思ったら、新人の東を筆頭に京山、バリオス、飯塚といった面々が十分に穴を埋めてくれました。 東はイニングも食っていてエース級の働きをしています。
リリーフ陣も井納を後ろに回した効果が出て、若干不安定ながらもゲームを作っています。 ビハインドロングで三嶋が期待以上の活躍をしているのも見逃せません。 ピッチャーのせいで試合が壊れることが少なくなっています。
一方で野手陣は低調。爆発力がないので僅差のゲームが増えて投手陣の負担が増す展開ばかり。
序盤は神里が足を活かして活躍していましたが息切れ気味。桑原と倉本も不振から抜け出せません。 大和と捕手陣はもともとあまり率が期待できないため、他の選手が頑張ってくれないと厳しい。 復帰した梶谷は好調っぽいので、彼が当面のキーパーソンになるのかもしれません。
そんな中、今年のラミレス采配は去年とは打って変わって柔軟。 倉本が不調とは言え宮本をスタメンに抜擢したのが象徴的です。 去年に比べると層が厚くなって選択肢が増えたということでしょうか。 今後もクリーンアップ以外は入れ替えが結構あるのかもしれません。
セリーグ全体を見るとカープが走りそうな気配。去年に比べると安定感がないですが、それでもやっぱり強い。 そしてジャイアンツも序盤の低迷が嘘のように勝ちまくっています。
タイガースとベイスターズは打線の弱さを投手陣が補って善戦、という似たような展開。 スワローズとドラゴンズは苦戦中です。
割と下馬評通りの展開になりつつありますが、今年もセリーグ鬼門の交流戦で流れが変わるんでしょうか。
勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 広島 | 17 | 10 | 0 | .630 | - | 130 | 109 | 24 | 20 | .256 | 3.75 |
2 | 巨人 | 14 | 11 | 0 | .560 | 2.0 | 136 | 98 | 21 | 10 | .291 | 3.89 |
3 | DeNA | 13 | 11 | 0 | .542 | 0.5 | 88 | 87 | 22 | 23 | .230 | 3.18 |
4 | 阪神 | 11 | 12 | 0 | .478 | 1.5 | 70 | 88 | 12 | 7 | .226 | 3.34 |
5 | 中日 | 10 | 15 | 0 | .400 | 2.0 | 89 | 119 | 15 | 15 | .239 | 4.48 |
6 | ヤクルト | 9 | 15 | 0 | .375 | 0.5 | 107 | 119 | 18 | 14 | .245 | 4.40 |
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