Google Play servicesがAPI Level14と15のサポートを打ち切る
Google Play servicesでAPI Level14と15のサポートが打ち切られるというアナウンスがありました。
Android Developers Blog: Google Play services discontinuing updates for API levels 14 and 15
API Level14と15なのでICS(Android 4.0系)のサポート打ち切り、ということですね。今後はAPI Level16(Android4.1系)以上のサポートになります。
ついこの間、AndroidのAPIレベルとシェアを整理しておく(2018/12版)で整理したところによると、4.0系のシェアは1%を切っています。
元記事にも
The Android Ice Cream Sandwich (ICS) platform is seven years old and the active device count has been below 1% for some time.
とあります。
Google Play servicesを使っていなければ影響はないわけですが、ある程度の規模のアプリになると依存関係のどこかしらに顔を出すんじゃないでしょうか。
元記事で案内されている対応方法は2つ。
- minSdkVersionを16以上にする
- productFlavorを使ってapkを2種類作り分ける
シェアを考えるとおとなしく前者で対応するのがラクでしょう。
SI案件とかで「Android4以上に対応します!」とかなっているとちょっと厄介ですねー。何とか前者でいけるよう交渉しましょう。
『Google PlayのtargetSdkVersion新ルールを整理する』でまとめた通り、今後はどうせ年一でtargetSdkVersionを更新していく必要があります。「一定のシェアを切ったバージョンはサポート打ち切り」みたいなルールを決めてminSdkVersionも順次更新していくのがいいかもしれません。
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