2019年のGoogle Play要件を整理しておく

2019/03/15

2019年中に予定されているGoogle Playの要件変更をざっくりまとめておきます。毎年恒例行事ですね。

API Level 28 (Android 9) 対応

去年から始まったAPI Level対応は今年も必要です。

今年はtargetSdkVersionを28以上にするのが要件です。更新が必要なのはtargetSdkVersionだけ。minSdkVersionは任意の値で大丈夫。

このルールは新規アプリは2019年8月1日から、バージョンアップは2019年11月1日から適用されます。

API Level(targetSdkVersion) 28 は要するに Android 9対応です。Android Q (恐らくこれがAndroid 10になる)が夏頃正式リリースでしょうから、Googleからすると「せめて1年前のOSには対応してくれ」ということなんでしょうね。

64ビット対応

ネイティブコードを含むアプリは32ビット版に加えて64ビット版の提供が必須になります。

ただし、以下に該当する場合は扱いが異なります。

  • Unity 5.6以前を使っている既存アプリには2021年8月まで猶予期間が与えられる
  • 明示的に Wear OS または Android TV をターゲットとしている場合は対象外
  • Android 9以降の端末に配布しない場合は対象外

「ネイティブコードを含む」が前提なのでJavaやKotlinだけで書かれているアプリは特に何もする必要はありません。NDKを使っていたり、外部ライブラリがネイティブコードを含んでいたりする場合は対応が必要です。

このルールは新規アプリ、バージョンアップともに2019年8月1日から適用されます。

参考情報




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