2019年のGoogle Play要件を整理しておく
2019年中に予定されているGoogle Playの要件変更をざっくりまとめておきます。毎年恒例行事ですね。
API Level 28 (Android 9) 対応
去年から始まったAPI Level対応は今年も必要です。
今年はtargetSdkVersionを28以上にするのが要件です。更新が必要なのはtargetSdkVersionだけ。minSdkVersionは任意の値で大丈夫。
このルールは新規アプリは2019年8月1日から、バージョンアップは2019年11月1日から適用されます。
API Level(targetSdkVersion) 28 は要するに Android 9対応です。Android Q (恐らくこれがAndroid 10になる)が夏頃正式リリースでしょうから、Googleからすると「せめて1年前のOSには対応してくれ」ということなんでしょうね。
64ビット対応
ネイティブコードを含むアプリは32ビット版に加えて64ビット版の提供が必須になります。
ただし、以下に該当する場合は扱いが異なります。
- Unity 5.6以前を使っている既存アプリには2021年8月まで猶予期間が与えられる
- 明示的に Wear OS または Android TV をターゲットとしている場合は対象外
- Android 9以降の端末に配布しない場合は対象外
「ネイティブコードを含む」が前提なのでJavaやKotlinだけで書かれているアプリは特に何もする必要はありません。NDKを使っていたり、外部ライブラリがネイティブコードを含んでいたりする場合は対応が必要です。
このルールは新規アプリ、バージョンアップともに2019年8月1日から適用されます。
参考情報
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