WSL 2とWindows Terminalで開発環境としてのWindowsが生まれ変わる

2019/05/08

Windows Subsystem for Linux(WSL) のアーキテクチャが刷新され、Linuxシステムコール完全互換のWSL 2に生まれ変わるそうです。

ざっと見た感じ、

  • Linuxシステムコールとの完全互換を実現しており、Dockerを始めとして今まで動かなかったものが動くようになる
  • 起動が早くてリソース消費が少ない
  • ファイルシステムの性能が大きく向上する

ということで、開発環境として考えたときの使い勝手が大きく向上する印象。

また、Windows Terminalも発表になっています。ざっくり言うとコマンドプロンプト置き換えですね。

コマンドプロンプトを置き換えるアプリはいまでもあれこれありますが、MS謹製というところに意味があるかな、と。SSHにも対応しているので一般的なCUI操作は全部これに集約できそう。

開発環境として見るとWindowsはMacと比べて一段も二段も後れを取っていましたが、WSL 2とWindows Terminalで肩を並べられるんじゃないでしょうか。

どちらも正式版は冬ごろとのこと。いまから待ち遠しいです。




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