卓上三脚として使えるUlanzi MT-34を買ってみた

2021/05/08

Web会議環境の見直しの一環でスマホのWebカメラ化を試しています。

その後もしばらく使ってみていい感じだったので実戦投入しようと思ったのですが、カメラをどう固定するかが課題に。できればディスプレイより上にカメラを持っていきたい。

ただ、耐荷重や配置なんかとの兼ね合いで机にカメラアームをつけるのは厳しいんです。なので卓上三脚を見繕うことにしました。

  • 高さが50cm以上になる(マスト)
  • 安価
  • 多少なりとも信頼できる(完全なノーブランドじゃない)

を条件に探したところ「Ulanzi MT-34」が合致したので買ってみました。

開封してビックリ。本体のほかに付属品は1/4ネジを覆うカバーだけ。取扱説明書すら入っていない潔さでした。複雑な造りじゃないとは言え、使い方を勘で会得する羽目になるとは……

で、肝心のモノはと言えば、質感とか造りは2,000円強のお値段相応ですが、実用上困らないですし不満はありません。三脚の脚もスマホを載せるくらいだったら問題なさそう。

Ulanzi MT-34最大の特徴は長さですね。6段階に伸縮可能で、自撮り棒として使うときは最大で81.5cmまで伸ばせます。三脚利用でも50cm超えられます。

自撮り棒兼卓上三脚な製品でこの長さまで伸びるものはあんまりないみたい。

一方で欠点はスマホホルダーです。1/4ネジやホットシューがついていて機能面は充実してるんですが、構造が微妙。

スマホホルダーはバネで挟み込むタイプな上、すぐ手前に1/4ネジがむき出しで配置されています。ネジには一応カバーついてるんですがすぐ外れちゃいます。なので、気をつけて着脱しないとスマホを傷つけちゃう可能性アリ。

頻繁につけ外しする用途だと厳しいかな、と思います。

自分は1/4ネジに別のスマホホルダーつける運用のほうがよさそうと感じたので、別途手配しました。

ということで、スマホホルダーにやや難があるものの、Webカメラを高い位置に固定する、というニーズにはバッチリ応えてくれたので満足してます。いい買い物でした。

ちなみに、長さの代償として重めなのと、長くすればするほどどうしても不安定になるので、ここまで長さが必要ない方は Ulanzi MT-08 や Ulanzi MT-16 のほうがベターかもしれません。




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