踏ん張り切れなかった9月のプロ野球

2021/09/30

今年も月1でベイスターズ目線のプロ野球振り返りをやっていきます。

9月中盤は好調で借金1ケタまで辿り着きました。これは勝率5割やAクラスもワンチャンあるのでは?というところから急転直下で7連敗。あっという間に最下位に舞い戻ってしまいました。残念無念。

連敗中は打線が奮わず。それでもシーズン序盤と比べて先発陣が飛躍的に安定してきたので試合にはなるのですが、点を取れなきゃ勝てません。

また、勝ちパターンがかなり不安定になっているのも苦しいところ。三嶋はジャイアンツ戦で失敗を続けて配置転換。ところが替わった康晃も結果が出ません。9回を3点差で迎えても安心できないのはさすがに厳し過ぎです。ストッパー受難ですね。

今期は残り20試合を切っているので泥縄的に何とか乗り切るとして、来期はリリーフの整備が重要課題になりそうです。

今永と東に復活の目処が立ち、先発陣は頭数は揃いつつあります。今永、東、大貫、濱口が軸。京山、上茶谷、阪口、坂本あたりがローテ候補で、バックアップとして宮國、有吉もスタンバイ。ロメロの去就や石田の起用次第ではさらに候補が増えます。

一方、リリーフは新戦力が台頭しないと厳しそう。先発陣からの転向はあまりイメージが湧かないので、ドラフトやトレードでの補強が必須な気はします。

野手陣は宮崎のFAが気がかりですが、大きく陣容は変わらないはず。捕手がウィークポイントなんですが、容易に補強できるポジションじゃないので現有戦力の奮起に期待しましょう。

来期は投手陣をどう整備するかがカギになってきそうです。残り試合は一つでも上の順位を目指すとともに、来期に向けた種蒔きも進めてほしいな、と思っています。




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