涙々の9月のプロ野球

2016/09/30

月1でプロ野球を振り返ろう企画。ベイスターズ目線です。

9月は12勝8敗と勝ち越し、下位チームを振り切って悲願のCS進出を決めました。 タイガースに0.5ゲーム差まで迫られたときはもうダメかと思いましたが、隔月で好不調が来る波は健在でした。

牽引したのは打線、特に中軸です。8月不調だったロペスが12HR26打点と大爆発。筒香も7HR22打点と活躍しました。 投手陣は全般的に疲れが見えて安定感を欠きましたが、打線とうまくかみ合った印象です。

それにしても、例年ここ一番で踏ん張れずにズルズルいっていたことを思えば隔世の感があります。

そして、ベイスターズの最終戦は番長三浦大輔の引退試合。 チームは15年振りの5割到達が、番長個人としてもプロ野球新記録の24年連続勝利がかかっていました。

結果は6回1/3を12安打10失点。勝つに越したことはなかったのですが、これはこれで番長らしいフィナーレだったように思います。 チーム順位は確定しているとは言え舵取りの難しい試合でしたが、ラミレス監督は番長の完全燃焼を優先しましたね。 データ重視でドライな采配をするタイプなのでちょっと意外でした。

例年だとオフシーズンに思いを馳せる時期なのですが、今年はまだクライマックスシリーズが控えています。 投手陣は山口、須田と主力級を欠き、その他のメンバーも好調とは言い難いのでかなり不安。 打線が9月の勢いを維持できるかがカギになりそうです。

9月30日時点の順位表を載せておきます。

勝率得点失点本塁打盗塁打率防御率
1広島88522.629-681496153118.2733.22
2巨人71683.51116.551953712862.2513.43
3DeNA69713.4932.557258814067.2493.76
4ヤクルト64771.4545.559369111380.2564.74
5阪神63763.4530.05005469059.2433.41
6中日58823.4145.55005738960.2453.65

とにもかくにも10月もプロ野球を楽しめるのはありがたい限り。




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