FACTFULNESS(ファクトフルネス): 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

2019/01/26

既にあちこちで絶賛されている通り、得るところの多い良書でした。万人にお勧めして間違いない感があります。

FACTFULNESS(ファクトフルネス)

FACTFULNESS(ファクトフルネス)

ハンス・ロスリング/オーラ・ロスリング 日経BP

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自分の世界の見方がいかに歪んでいるのかを知るところから始まり、正しくないのは無知ではなく思い込みが原因なので教育レベルが高くても正しくないのだという驚き。その原因である人間に備わる10の本能と、それに対抗するための方法。データを元にすれば、世界にはまだまだ問題が山積だけど全体としては確実によくなっている、という事実。

とにかく目から鱗が落ちまくる一冊でした。折に触れて再読して歪みを少しずつ矯正していきたい。

なお、本書に関連して、共訳者の上杉さんがチンパンジークイズのオンライン版を提供してくれています。

『ファクトフルネス』チンパンジークイズ

チンパンジークイズは世界の事実に関する3択クイズ。チンパンジーなら、言い換えるとランダムに選んだら33%くらいの正解率になるはずなのに、国や職業、教育レベルを問わず33%に及ばない人が大半を占めるのはなぜか、というのが本書の導入です。

本書未読の方はまずはこのクイズでチンパンジーに勝負を挑んでみてください。




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