Windows7にNode.js環境を作る
Node.jsをWindows7にインストールしたときのメモです。Node.jsビギナーなのでまずは基本を押さえるところから。
公式サイトからWindows用のインストーラーをダウンロードできるのでこれが一番手軽。ただ、Node.jsはバージョン間の差異が結構あり、単に最新版にバージョンアップし続ければOKというわけではないみたい。
複数バージョンのNode.jsを使い分けたいシーンに備えてNode.jsそのもののバージョンを管理する仕組みを入れておくのがよさそうです。
Node.jsのバージョン管理ツールいろいろあって、Windowsの場合はnodistがポピュラーみたい。2016/04/21時点での最新安定版は0.7.2です。
2016/04/21時点でのNode.jsの主流バージョンはv4.4.3とv5.10.1の2つ。LTS(Long Term Support)を選ぶならv4.4.3。開発最新版はv5.10.1。ひとまずは4.4.3を入れておけばよさそうです。
ということで、nodistの0.7.2をインストールし、Node.jsのv4.4.3を入れておくことにしました。
全体の手順はnodistでNode.jsをバージョン管理 - Qiitaを参考にしました。
nodistはWindows用のインストーラー形式で提供されているので画面の指示に従ってインストールすればOK。今回はD:\Nodistにインストールしました。
続いてnodistで利用したいNode.jsのバージョンを指定します。未ダウンロードの場合は自動的にダウンロードしてくれます。
D:\Nodist>nodist v4.4.3
nodev4.4.3 [===============] 13951/13951 KiB 313/Kbps 100% 0.0s
nodev4.4.3
Node.jsのバージョンを確認。
D:\Nodist>node -v
v5.3.0
導入したのと違いますね... nodist側の設定を確認。
D:\Nodist>nodist list
(x64)
> nodev4.4.3 (D:\Nodist\.node-version) (global)
設定は正しいようです。 で、あれこれ調べたら理由が分かりました。D:\Nodistにはnodist用のnode.exeが存在して、これがV5.3.0なんですね。なので、他のディレクトリに移動すれば大丈夫。
D:\Nodist>cd ..
D:\>node -v
v4.4.3
D:\>
ちゃんとv4.4.3が使えるようになっています。よかったよかった。
ついでにnpmもバージョンアップしておきます。npmはNode.jsのパッケージを管理するツールですね。Node.jsよりも更新頻度が高いため、同梱版はすぐに古くなってしまうようです。
D:\>npm --version
3.5.2
D:\>npm update -g npm
【中略】
D:\>npm --version
3.8.7
D:\>
これでNode.jsの環境が整いました。
[2016/09/22追記]
nodistの0.8.5を試す機会があったのですが、npmのバージョンアップは上記手順ではうまくいかなくなっていました。 どうやらnpm update -g npm
ではなくnodist npm 3.x
のほうがよさそうです。それ以外の手順は基本的に変わっていない様子。
[2016/09/22追記 ここまで]
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