Android Studio2.3.3から3.1.2へのバージョンアップ備忘録

2018/05/12

まとまった時間が確保できたので、重い腰を上げてAndroid Studioをバージョンアップしました。

全体像とか具体的な手順とかはすでに多くの方が記事を書いているのでパス。各プロジェクトで修正した箇所などを、のちのち別プロジェクトで同じ作業をするときのための自分用備忘として残しておきます。

Android Gradle pluginを3.1.2に更新
- Android Studioの指示に任せればOK
buildToolVersionを削除
- Android Gradle Pluginがデフォルトのバージョン（作業時点では27.0.3）を自動的に使うようになったとのこと
android-apt pluginを削除
- 代わりにannotationProcessorを使うので、dependencies内のaptをannotationProcessorに置き換える
dependenciesの記述を修正
- Android Plugin for Gradle 3.0.0 への移行 | Android Developersを参考にして書き換える
Product Flavor周りの記述を修正
- とりあえず flavorDimensions "default" で凌ぐことに
- Android Studio 2.3 から 3.0へMigration（主にFlavor）について - Qiita
apkファイル名設定の方法を変更
- output.outputFile が読み取り専用になったため
- 以下のURLを参考に設定変更
  - android - Gradle 3.0 BuildException cannot create directory - Stack Overflow
  - Android Gradle 3.0以上で出力するapkのファイル名を変更する - Qiita

これでリリース用のapkが生成できるようになりました。

Android Studio本体もそうですが、それ以外にもあれこれとダウンロードするのでネットワークが速いところで作業しないとしんどいですね。

ちなみに、新しく導入されたD8 dexコンパイラはアプリサイズが小さくなる、と聞いて期待してたんですが、試した限りは誤差レベルでした。残念。