Windows Subsystem for Linux導入メモ

2018/08/04

Linux向けのちょっとしたコマンドとかツールを実行するのにわざわざVagrantを実行するのは面倒、ということでWSL(Windows Subsystem for Linux)を導入してみました。

その時に調べたことのメモ。

  • Windows10上でLinuxを実行するための仕組み
  • アプリケーションとしてLinuxを実行できる
  • LinuxからWindows上のファイルシステムにアクセス可能
  • 2017年10月のWindows 10 Fall Creators Updateで正式版扱いになった
  • 以前はBash on Ubuntu on Windowsと呼ばれていた
  • デフォルトでは無効なので明示的に有効にしないと使えない
  • 用意されているディストリビューションから選んで使う
    • Linuxなら何でも使えるわけではない
    • Ubuntuが一番ポピュラーっぽい
  • 起動用バイナリは C:\Users\[USER_NAME]\AppData\Local\Microsoft\WindowsApps にある

ついでにUbuntuについても少々。普段触るのはもっぱらCentOSなのでちょっと土地勘がないのですよね...

  • Debian GNU/Linuxをベースにしている
  • Ubuntuには通常版と長期サポート版 (LTS: Long Term Support)がある
  • サポート期間は通常版が9ヶ月、LTSは5年
  • LTSは2年間隔でリリースされる
  • パッケージマネージャはaptを使う
    • CentOSなどのRedhat系でいうところのyumみたいなもの

攻めた使い方をするわけじゃないのでLTSを選ぶのがよさそう。いま有効なLTSは16.04 LTS(2016/4/21リリース)か18.04 LTS(2018/4/26)ですね。今回は18.04 LTSを導入しました。

WSLはCygwinと違ってWindowsの環境を汚さないのがいいですね。互換性という意味ではVagrantなどで仮想マシンを動かすほうがいいんでしょうけど、普段のちょっとしたタスクを捌くだけならWSLで十分事足りそうです。

参考情報




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