Java11正式版リリースとMicrosoftの一手

Java11の正式版がリリースされました。
以前整理した時点では「なんだかんだ言って結局OpenJDKにもLTS版が提供されるのでは?」という希望的観測もあったのですが、どうやら提供されないようです。
Java 8の無償サポート期間は2019年1月までなので数か月猶予はありますが、いよいよ無償で長期サポート版が入手できない世界がやってきます。
そんな中、Microsoftが新たな一手を打ってきました。
ざっくりまとめると
- Azul Systemsと提携してZulu Enterpriseを提供する
- Zulu EnterpriseはAzul SystemsによるOpenJDKビルド
- Azure上ではZulu Enterpriseが無償で使える
- 提供されるのはJava 7、Java 8、Java 11の3バージョン
- どのバージョンもLTS対象で、2021年末までサポート予定
という感じ。Azul SystemsはZulu EnterpriseのほかにもZingという独自JVMも扱っている、Java周りのエコシステムでビジネスをしている会社のようです。
Oracle版ではないものの、2021年末までサポートされるOpenJDKが提供される、というのは魅力的ですね。SIer目線で考えるとMicrosoftが後ろ盾になるのでお客様の納得感も得やすそう。
これだけのために別の環境からAzureに移行するか?と言われると微妙ですが、新規開発だったりオンプレミスからクラウドへの移行だったりという場合はAzureが有力な選択肢の一つになるかもしれません。
関連(するかもしれない)記事
おススメ