TL-WR902ACを簡易NAS化する

TP-Linkのトラベルルーター TL-WR902AC と外付けSSDを使って簡易NASを作ってみました。
TL-WR902ACにはUSB-Aポートがついています。ここにストレージをつなぐと簡易NASとして利用できるのです。
基本的は付属のマニュアルと「どのように簡易NAS機能を利用しますか? | TP-Link Japan」を参考にセットアップするだけ。
ただ、ちょっと情報が足りなくていくつか躓いたので備忘を。
- モードが5つ(ルーターモード、ホットスポットモード、ブリッジモード、中継器モード、クライアントモード)もあって迷うけど、とりあえずクライアントモードでいいみたい
- USBからの給電は5V/2Aなのでバスパワーで動くストレージなら大丈夫のはず
- 簡易NASとして使うならIPは固定しましょう。自分の環境だとルーター側にいい感じにする機能がなかったので、仕方なくTL-WR902AC側で固定IPを振りました…
- 対応プロトコルはFTP, Samba, DLNAの3つです
- SambaはSMBv1なので、Windows10だとSMBv1を有効にしないと使えません…
- TL-WR902ACに物理スイッチはないのでON/OFFはケーブル引っこ抜きです(SSDつないでるんでちょっと不安…)
接続するSSDはなんでもいいと思います。よほど古くなければUSBからの給電で事足りるはずですし、速度はどう考えてもTL-WR902ACがボトルネックになるのでストレージの性能にこだわっても意味なし。余ってるSSDと外付けケースの組み合わせとかちょうどいい感じです。むしろUSBメモリでもいいかもしれない。
今回は新調する必要があったので、コンパクトで手ごろな値段だったBUFFALOをチョイス。特定販売店(Amazonとか)向け型番らしく、パッケージが簡素な代わりに量販店と比べて2,000円以上安くなってました。
名刺サイズなのでTL-WR902ACの小ささと相まって全体がコンパクトにまとまります。付属のUSB-Cケーブルが20cm以上あって、かつそこそこ固めなのでサイズの割にはコンパクトにまとまらないのが難点。わざわざ短いUSB-Cケーブル買い足すのもなあ…
そして、NASと言いつつたまにしか使わないので電源ON/OFFできるよう電源タップも調達しました。
ランプが光らないのがウリです。電源のON/OFFするだけなら
みたいなので十分なんですが、置き場所的に光らないものが欲しかったのです。
TL-WR902ACは本職であるトラベルルーターとしての機能も一通り揃ってますし、お値段も手ごろなので一台持っていて損はないかな、と思っております。トラベルルーターとしてみると筐体やや大きいですけどね。
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