ノートPCの充電用にSlimQを買いました
SlimQという窒化ガリウム(GaN)系の充電器を入手しました。しばらく使っていていい感じなのでご紹介。
入手のきっかけは長らく愛用していたFinsix Dartの故障です。通電はするんですけどノートPCの充電ができません。困った。
で、調べてみたところFinsix Dartは商品としては終息傾向っぽいんですよね。公式サイトでの販売が止まってます。GaN系の充電器が台頭してきたので将来性ないと踏んだのでしょうか。
eBayあたりならまだ買えるんですがほぼ定価なので正直高い。以前のように安価で手に入るなら買い替えようかとも思ったのですが…
ということでFinsix Dartは諦めて他を探すことに。GaN系の充電器の中から用途に合うものを探してみて見つけたのがSlimQです。
SlimQはGaNを採用した小型軽量の充電器。標準だとUSB Type-Cに対応していて、別売りのケーブルを買い足せばいろいろなノートPCでも使えるようになるという構成です。
Indiegogoでの扱いですが、すでにキャンペーン成立してるのでクラウドファンディングというよりは実質通販ですね。サイトでイチオシしているのは65W版ですが45W版もあります。100Wも準備中っぽい。
今回は65W版と45W版のセットを買いました。オプションケーブルも2種類。
- Collector Pack 65 + 45 : $66 USD
- Lenovo Slim Cable: $8 USD
- Lenovo Ultra Slim Cable: $8 USD
- Shipping: $10 USD
送料やらなにやら込みで合計で$92でした。春節&コロナのダブルパンチで届くまでだいぶ時間がかかった…
65W版と45W版の違いは
- 65W版
- カタログスペックで91g
- プラグ部分は固定で格納できない
- USB Type-CのほかにUSB Type-Aのコネクタがついていてスマホなどを同時に充電できる
- 見た目はやや奇抜
- 45W版
- カタログスペックで80g
- プラグ部分は折りたたんで本体に格納できる
- コネクタはUSB Type-Cの1つのみ
- 見た目は何の変哲もない感じ
という感じです。価格差は約1,000円。
65W版はIndiegogoで写真を見れば分かるように布っぽい加工がされているのですが、これプラスチックなんですよね。カッコつけようとして逆にチープになっちゃった印象です。45W版みたいにシンプルにプラスチックの外装でよかったんじゃないかなー。
自分の主用途はノートPCの充電です。純正品のACアダプタに45WのものがあるのでSlimQも45W版で大丈夫、と思って使っていたのですが、たまに給電が不安定になることがありました。どうもカフェなんかで供給側(コンセントの先)が不安定な環境だとダメみたい。
65W版だとそういう事象は起きないので、いまは65W版を常用しています。
Finsix Dart故障後は一時的に純正のACアダプタを持ち歩いていたのですが正直重かった。やっぱり軽さは正義ですねー。ケーブル込みなら65W版でもFinsix Dartよりもちょっと軽いです。
Finsix Dartが出始めのころは唯一無二感があったのですが、窒化ガリウム(GaN)系の普及で状況が変わりました。小型軽量の充電器は選択肢が増えています。なので、SlimQ一択、という感じではないですが、選択肢としては十分検討に値すると思います。そんなに高くないですしおひとついかがでしょうか?
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