勝てども及ばずな8月のプロ野球

2020/08/31

今年も月1でベイスターズ目線のプロ野球振り返りをやっていきます。

今月はスワローズの一人負け。ジャイアンツが順調に貯金を増やし、独走の気配が漂っています。

そんな中、ベイスターズは月間の貯金3つ。悪くはないですがジャイアンツを追うにはもう一声、というところです。

シーズン序盤と比べるとリリーフ陣がだいぶ安定してきていて、試合運びに計算が立つようになりました。目を覆いたくなるような終盤の逆転負けはなく、負けるときは序盤から中盤に打たれてシンプルに力負け、といった感じに。ストレスの溜まる負けは少なかった印象です。

特筆すべきは代役守護神の三嶋。安定感抜群で堂々たる活躍。このまま最後まで守護神の座を守り抜いてほしい出来です。

三嶋の前に投げる面々も安定しています。パットンの復調がデカい。あとは山﨑康晃さえ復調してくれれば…

打線や先発陣も離脱者がありながら全体としてはよくやっています。新4番の佐野は今月も好成績。このまま1年結果を残し続けられそうな気配が漂ってきました。凄いの一言。

と、今月は悪くない感じではあったのですが、超過密日程の9月を前にして層の薄さが見え隠れしています。

特に先発陣は今永、平良と左右の柱を欠いている上、ファームに目ぼしい先発がいません。故障明けでピリッとしない坂本を入れてようやく6枚。連戦続きなことを考えるともう一枚欲しいところ。今永と平良の早期復帰を祈るばかりです。

9月は各チームとも例年にないほどの過密日程。ジャイアンツの優位は変わりませんが、何が起きるか分かりません。どんな一か月になるんでしょうか。

勝率得点失点本塁打盗塁打率防御率
1巨人35213.625-2832017837.2603.37
2DeNA31283.5255.52542316213.2703.58
3阪神29283.5091.02582385740.2423.55
4中日27324.4583.02092633416.2393.87
5広島24306.4440.52592736325.2654.14
6ヤクルト24315.4360.52603175538.2514.83



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