視界不良な3月のプロ野球

2021/03/31

今年も月1でベイスターズ目線のプロ野球振り返りをやっていきます。

陣容を見て苦戦は覚悟していましたが開幕5試合で1勝もできないとは……

打率はリーグ一位ですが得点圏で打てなくて得点力はイマイチ。とは言え、もともと得点効率悪めのチームな上、長打を期待できる助っ人2枚を欠いているわけで、点が取れないのはある意味想定通り。

投手陣は防御率最下位。被打率はそこそこですが、与四球ぶっちぎりトップなのが響いてますね。

ただ、先発陣がバタつくのは面子から見ても想定の範囲内ではあります。

最大の誤算は終盤のリリーフ陣。山崎康晃、石田、三嶋という終盤の3枚がかみ合わず。特に石田がボロボロで、ピリッとしていれば1つ2つは勝ててたんですよね……終盤3枚以外の面々は堅調なのがもどかしいです。

そんな感じで、地力に劣るチームが勝てる試合を手放していたらそりゃ負けも込むよなー、という展開になってしまっています。

三浦監督は今のところ良くも悪くも無難な采配。ラミレス監督のように仕掛けまくる感じじゃないので、負けが込むと閉塞感が半端ないですね。

今シーズンは合流が遅れている助っ人陣や手術明けの今永が戻ってくるまで5割近くで粘れれば、というのが青写真だったと思うのですが、いまのままだとだいぶ厳しい。合流するころには終戦してる、なんてシナリオすらありえそうです。

二軍を見渡しても起爆剤になりそうな存在はいないので、どうにか歯車をかみ合わせて勝てる試合を確実に拾っていってほしいところです。

勝率得点失点本塁打盗塁打率防御率
1広島311.750-151040.2721.60
2巨人212.6670.5252154.2333.68
2中日212.6670.0161614.2293.07
4阪神320.6000.0231564.2563.14
5ヤクルト230.4001.0202854.2435.20
6DeNA041.0001.5202920.2745.65



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