一縷の望みが見えてきた6月のプロ野球

2021/06/30

今年も月1でベイスターズ目線のプロ野球振り返りをやっていきます。

交流戦で作った貯金3を交流戦明け早々に手放したかと思ったら5連勝。結果的に月間貯金は4になりました。見事勝ち越し。

しかもこの5連勝、全て先発に勝ちがついています。阪口が6回投げた以外は全員5回までしか投げてないんで全然褒められた話じゃないんですが、先発が5回持つことすら稀だった時期を思えば格段にマシです。

野手はオースティンと桑原を筆頭に全般的に好調なので点はそこそこ取れますし、エスコバー、山崎康晃、三嶋の勝ちパターン+砂田の4枚は安定しています。 先発が5~6回持ってくれれば勝負になるんですよね。それが如実に表れた5連勝です。

まだ借金は2桁ですが、カープとドラゴンズが失速したこともあってBクラス内で順位争いできるところまでは盛り返しました。

さらに勢いを増して奇跡のAクラス入り、と考えると、故障離脱がとにかく怖い。投打ともに離脱を補える要員がファームに控えていないんですよね。

先発は濱口とピープルズが離脱したこともあり、ファームで結果が出ていなくても1軍で試さないとローテが回りません。リリーフは国吉を放出したことも相まって石田と田中健くらいしか弾がありません。

そして野手はもっと深刻。1軍は牧や伊藤光が万全ではないようですし、2軍は野戦病院状態。

中堅クラスに怪我が相次いでいて、二軍はスタメンに捕手が4人も名を連ねる緊急事態。 外野は本職が1人もおらず、捕手、捕手、内野手という有様。しかも控え野手がいないのでフル出場を余儀なくされています。 戦力云々以前に頭数が足りていません。

投打ともにこれ以上離脱者が出るとさすがに苦しい。

幸い7月中盤からはオリンピックの影響で1か月休みです。それまで離脱者を出さずに好調を維持して借金を減らせるかどうか。

せっかく開幕当初の惨状からここまで盛り返したので、Aクラスに現実味が出る形でオリンピック休みを迎えてほしいところです。

勝率得点失点本塁打盗塁打率防御率
1阪神43253.632-3042507065.2543.19
2巨人382610.5943.03142629544.2533.39
3ヤクルト35298.5473.03022917443.2503.83
4中日283610.4387.02182474037.2393.22
5DeNA27399.4092.03073657515.2614.71
6広島23389.3771.52493114735.2603.98



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