Apache IvyとApache IvyDEでライブラリ管理


Apache IvyはJavaライブラリの依存性を管理してくれるツールです。ライブラリの依存性管理はMavenやGradleでもできますが、Ivyは依存性管理に特化したツールになっています。

ちょっとしたプログラムをJavaで書くときにわざわざMavenやGradleの設定をするのは面倒ですよね。かと言ってライブラリを手動でダウンロードして依存性まで面倒見るのも面倒。そんなシーンにIvyはピッタリです。

Ivyの設定はxmlファイル形式です。最低限以下の内容を書けば使えます。dependencyにライブラリの定義を追加していくだけ。

<ivy-module version="2.0" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
       xsi:noNamespaceSchemaLocation="http://ant.apache.org/ivy/schemas/ivy.xsd">
    <info
        organisation=""
        module=""
        status="integration">
	</info>
	<dependencies>
		<dependency org="ch.qos.logback" name="logback-classic" rev="1.2.2"/>
		<dependency org="commons-io" name="commons-io" rev="2.5"/>
	</dependencies>
</ivy-module>

じゃあIvy自体のセットアップは?という話なんですが、Eclipseを使っている場合はApache IvyDEが便利です。IvyをEclipseに組み込んでくれるプラグインで、Ivy自体のセットアップとかもよしなにやってくれます。

一度EclipseでIvyDEをセットアップしておけば、あとは気軽にIvyで依存性管理ができますね。

参考URL




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