Hugoのバージョンをv0.33に上げてみた
このblogを生成するのに使っているHugoを久々にバージョンアップしました。 最新はv0.33。使っていたのは2017/07/15にリリースされたv0.25.1なので半年ちょっとでだいぶバージョン上がってますね。
changelogから各バージョンのキーワードを拾ってみました。
- v0.26: Language Style Edition (AP Style or Chicago Style Title Case, French Guillemets)
- v0.27: Related Content
- v0.28: Fast and native syntax highlighting
- v0.29: TemplateMetrics
- v0.30: Fast Render Mode
- v0.31: Language Multihost Edition
- v0.32: Page Bundles and Image Processing
- v0.33: Makeover of the layout selection logic with full custom layout and type support
自分にとって興味があるRelated ContentとSyntax Highlightをちょっと掘り下げてみます。
関連記事の表示
v0.27の"Related Content"は関連記事の取得機能です。.Site.RegularPages.Related
に関連記事が格納されるので、数件取り出して表示すれば関連記事が表示されちゃいます。標準機能で関連記事が表示できるのは嬉しいですね。
いまのところページ本文は解析対象外で、categoryやtagなどのfrontmatterを元に関連度を算出しているようです。ガチのレコメンドエンジンには劣りますが、カジュアルな使い方なら十分かと。簡易的だからこそ高速という側面もあるようですし。
このサイトも関連記事を5件表示するようにしてみました。
Syntax Highlightの強化
HugoのSyntax HighlightはPygmentsを使うか、 highlight.jsなどのJavaScriptライブラリを使う必要がありました。
PygmentsはPython製なのでPythonの環境構築が必要、JavaScriptライブラリは導入が簡単ですが都度処理が走るのでちょっと重い、と一長一短だったのです。
そこで、v0.28からデフォルトのsyntax hightlightにChromaが採用されました。ChromaはGo言語で書かれたsyntax highlighterです。Pygmentsを参考に作られていて、基本的な作りはPygmentsによく似ています。そのあたりが採用の決め手っぽいですね。
設定とCSSをちょこっと弄るだけで大丈夫だったのでhighlight.jsから乗り換えることにしました。ページロードが速くなるはず。
参考URL
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