Androidの開発機を買うとしたら何がいいんだろう (2019/03版)
メインで使っているAndroid端末、Android8.1が最終バージョンになりそうなんですよね。普段使いには全く困らないんですが、Androidアプリの開発をしていると9.0端末を使いたい局面もあります。
ということで、今回は開発機を買うなら何がいいかな?というリサーチをしてみました。
案1:Google Pixel 3を買う
迅速かつ末永いOSのバージョンアップを期待できるのはGoogleのPixelシリーズ。
なので、Google Pixel 3を買うのが正攻法でしょう。
ただ、開発機として考えると中古でも70,000円超えするのは結構シンドい。自分の場合、普段使いはミドルレンジ端末で十分なのでメイン機買い替えと考えてもオーバースペックです。
案2:Pixel 3 Liteを待つ
Pixel 3の廉価版であるPixel 3 Liteが発売されるのはほぼ確定なので、それを待つ案。5月7〜9日のGoogle I/O 2019で発表じゃないか、とも言われています。初夏には手に入りそうですね。
価格は400〜500ドル(約4万5000〜5万6000円)という噂。Pixel 3よりは安いですが、開発機想定だと5万円でも高いなあ……。メイン機買い替えなら悪くないかも。
案3:Android Oneを買う
Pixelに近い存在であるAndroid Oneを買う案。
Android Oneはもともとは新興国をターゲットに展開されたブランドです。端末ベンダーの独自カスタマイズが最小限に留められていて、「OSアップデートの保証期間は発売日から最長2年で、最低1回以上のメジャーアップデートが保証されている」のが魅力。
最近では新興国以外でも発売されたりハイエンドモデルがあったりと位置づけがブレてきていますが、「一定期間のOSアップデートを保証」というところは変わっていません。
過去の例だとOSリリースから数か月でアップデートが配信されます。 Android9は2018年8月にPixel系(無印とか2とか)に配信され、Android One向けの配信は2018年12月ごろ。Pixelと比べると数か月のタイムラグはありますが許容範囲かと。
日本国内ではSoftBankとY!mobileがAndroid Oneを展開しています。ローエンドのSシリーズとミッドエンドのXシリーズの2ライン展開。開発機であればSシリーズで十分でしょう。
一番新しいのは2018/12/21リリースのS5ですね。上手くいけばあと2回、Android QとAndroid Rまでのアップデートが期待できます。
ひとつ前の世代であるS3 / S4もAndroid Pまではアップデート済み。過去の傾向からするとAndroid Qまではアップデートされそうです。
どちらも中古であれば1万円程度で買えるので、開発機としては手ごろ。とりあえずAndroid P(9.0)まででOK、という場合はさらに前の世代である S1 / S2 にする手もあります。
ということで、Android OneのSシリーズを中古で買う、というのが第三の選択肢。
まとめ
開発機としてのコスパを重視するならAndroid Oneが最有力ですね。OSアップデートに数か月のタイムラグがあるのは我慢しましょう。
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