WIDMOvrのOculus Go向け度入りレンズを買ってみた

2019/04/14

Oculus Go向けの度入りレンズ(Oculus GO Prescription Lens Adapters)をWIDMOvrで買ってみました。総評としては「モノはいいけど正直高い」というところです。

いままではJINSのShort Temple Airframeを使っていました。

これはこれで悪くないんですが、専用品ならもっと快適なのでは?と思って専用レンズに手を出してみたわけです。

所感

利用感はいい感じです。注文時に度数を細かく変更できることもあってメガネと遜色のない見え方。乱視にも対応しています。

乱視入りレンズにしたからか装着時の位置合わせは若干シビアですが、慣れればメガネより快適です。

取り付けるとかっちり固定されるのでメガネのようにズレる心配もありません。メガネはふとした拍子にズレるんですよね。そうなると地味に没入感が損なわれます。そういう心配なしにOculus Goを使えるのはとてもありがたい。

ネックはやっぱりお値段です。送料込みで$98.30。約11,000円でした。標準価格は$65.00なんですが、ある程度の度数になると$29.00の「High index」オプションが必須になります。

本体が約25,000円(32GB)で買えるのにオプションが1万円超えちゃうわけで、コスパはよくないですよね。専用品なので他への流用もできないですし。

あと、アダプタ部分が3Dプリンタ製なので耐久性がちょっと気になります。一度取り付けたらそうそう外すものでもないので杞憂とは思っていますが。

そんなわけで、万人におススメではないのですが、Oculus Goをヘビーに使い倒しているメガネ族の方は検討してみてはいかがでしょうか。

商品詳細

本体は度付きレンズ+Oculus Goに取り付けるためのアダプタ。こんな感じのパッケージに入っています。

パッケージ

パッケージ

アダプタはWIDMOvrに写真があります。写真でも何となくわかるかもですが、アダプタは3Dプリンタで作られたものですね。3Dプリンタ特有の縞々が残っています。

同梱品はケース。基本的にはつけっぱなしにするものなので存在意義が謎です。逆にマニュアルが見当たりません。なぜだ……。

仕方ないので取り付け方はYouTubeで動画を探してきました。

ちなみに、品物はポーランドから送られてきます。注文から10日で到着。海外からの配達にしては悪くないスピード感。ちゃんと追跡もできました。

送り状はこんな感じ

送り状はこんな感じ

そのほかの選択肢

VR Opticianというサイトで類似品が売られています。構成も価格感も似たような印象でした。

WIDMOvrのものとの違いが正直分からなかったので、ググってみて評判がよさそうだったWIDMOvrを選びました。

あとは、リーフツアラーというシュノーケリング用のレンズを転用している人もいるようです。専用品じゃないので取り付けに工夫がいるのと度数が細かく調整できないのが難点ですが確かに安い。

そして、リーフツアラーをOculus Goに取り付けるためのアダプタもあります。

ただ、これを買っちゃうと合計のお値段がそれなりになるので、だったらWIDMOvrなりVR Opticianなりでちゃんとしたレンズを買ったほうがいいかなあ、とも思います。

まあ、ぶっちゃけるとコンタクトレンズに抵抗がなければコンタクトレンズ一択です。汎用的ですし。




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